Yoshikawa Yuhki

「ひととき」

記憶は曖昧で
足元もフラついて
目を凝らす日々の先で
明日また眠って
開く瞳の先に
なにを映して

心のアルバム
ページをめくって
過去と今を重ね合わせた

鮮やかに揺らめいた
時の波の中で
またねと手を振った
日が暮れた空の下
なにも見えないままきっと
なにかを描き続けていた
答えは見つからないままで
今も生きている
 

いつしか忘れてた
夢中で駆け抜けてたこと
流れる汗も
その意味も
響くドアを開いて
目の前に立つ僕に
何を話せば…

繋ぎ合わせる
あの日の自分と
いったい何が変わったのかな

鮮やかに揺らめいた
時の波の中で
またねと手を振った
日が暮れた空の下
なにも見えないままきっと
なにかを描き続けていた
答えは見つからないままで
今も生きている
 

How can I tell you where I will go?
How can I tell you where I should go?
I slump against the wall.
And I stay here.
 

鮮やかに揺らめいた
時の風を受けて
この瞬間を切り取って
繋げる未来の先
何も見えないままきっと
見えないままきっと今も
なにかを描き続けてるんだね
 

震える手を伸ばした
まだ見ぬ未来に
伸ばした手が触れあった
君がくれた日々ならもうすべて
描けるとおもうから
描いて見せるから
きっと明日もまた
歩き出せると
今を生きている
 

How can I tell you where I will go?
How can I tell you where I should go?
I slump against the wall.
But the answer is always beside me.
So I’m looking for it.